インフォメーション
2015年12月21日(月)


2015年は日本と韓国両政府が国交を回復し50 周年の記念すべきです。
これを記念して、日韓両国の芸術文化懸け橋でもある世界的指揮者チョン ・ミョンフン指揮のもと、 ソウル・フィルハーモニ管弦楽団と東京フルハーモニー交響楽団は、日韓の2都市で合同オーケストラによる ベートヴェン「交響曲第9番『合唱付』」コンサートを開催いたします(12/22ソウル公演、12/26東京公演)。
両国のトップオーケストラと合唱団、巨匠チョン・ミョンフン率いる
総勢約300名の音楽家たちが日韓記念年のフィナーレを飾ります。
この11月に両国の首脳会談が約3年半ぶりに実現し、日中韓の首脳会談が再び定例化されることが明言された今、東アジアの中核をなす国々が政治、経済、文化のあらゆる局面から歩み寄り、結束を深めることは必須の課題となりました。
チョン・ミョンフンは、2006年より音楽監督を務めるソウル・フィルと、2001年にスペシャル・アーティスティック・アドヴァイザーに就任し現在は桂冠名誉指揮者を務める東京フィルの合同演奏による『第九』公演を以前から考えていたといいます。
チョン・ミョンフンは言います。
「音楽は競い合う『競争』でなく、共に創り上げていく『協奏』です。日韓の音楽家が力を合わせて、アジア諸国間の協調を推進するひとつの音を生み出し、アジアから世界に向けて友好と平和を発信したい」
自ら磨きあげた二つの国のオーケストラが一つの舞台で共に音楽を紡ぐことは、マエストロ・チョンの言う『協奏』の一つの実現であり、「日韓友情年2015」の標語「共に開こう、新たな未来へ」、そして日中韓首脳会談での「歴史を直視し、未来に向かって進む」という精神を体現するものです。本公演は日韓の共同制作により「21世紀はアジアの時代」を印象付けると同時に最高の文化使節としての役割を果たすことを目指し、官民一体となりオールジャパンで創り上げる、日韓国交正常化50周年記念のファイナルを飾るコンサートです。
人類愛と歓喜のメッセージを完璧に表現した
ベートーヴェン最高の傑作交響曲第9番『合唱付』
ベートーヴェンの交響曲第9番『合唱付』には「すべての人間は兄弟になる」という歌詞があります。苦悩を超えて友愛を歌い歓喜へと至るこの音楽を、日韓の芸術家が協調し、交わりあって作り上げる本公演は、アジアから世界に向けて友好と平和を祈る、かつてない深い感動を呼ぶものとなるでしょう。
日韓友情「歓喜の第九」合同演奏会 公演概要
開催日時: 2015年12月22日(火)20時開演 / 世宗文化会館(ソウル)
2015年12月26日(土)14時開演 / Bunkamura オーチャードホール(東京)
指揮:チョン・ミョンフン
独唱:ソプラノ:ホン・ジュヨン、アルト:山下牧子、テノール:キム・チャールズ
バリトン:小森輝彦

※左からホン・ジュヨン、山下牧子、キム・チャールズ、小森輝彦
管弦楽:ソウル・フィルハーモニー管弦楽団&東京フィルハーモニー交響楽団合同オーケストラ
合唱:歓喜の第九特別合唱団
ソウル公演:ソウル・メトロポリタン合唱団、アンニャン市立コラール、ソウル・
モテット・クワイア
東 京公演:新国立劇場合唱団 ほか
プログラム:ベートーヴェン/交響曲第9番『合唱付』
チケット価格(東京公演):
SS席15,000円/S席10,000円/A席8,000円/B席6,000円/C席4,000円/学生席1,000円
主催:東京フィルハーモニー交響楽団、ソウル・フィルハーモニー管弦楽団、SBS、
世宗文化会館
共催(東京公演):独立行政法人 国際交流基金
特別協賛(東京公演):楽天株式会社、株式会社マルハン、株式会社ロッテ、大和証券株式会社
アシアナ航空株式会社
後援(ソウル公演):ソウル市、文化体育観光部
後援(東京公演):外務省、駐日韓国大使館 韓国文化院、一般社団法人 日韓経済協会
協力(東京公演):Bunkamura
チケットお問合せ:東京フィルチケットサービス 03-5353-9522 (平日10時~18時)
プロフィール
◇ チョン・ミョンフン Myung-Whun Chung
(東京フィル桂冠名誉指揮者/ソウル・フィル 音楽監督) |
1953年ソウル生まれ。1989年パリ・オペラ座バスティーユの音楽監督就任、ウィーン・フィル、ベルリン・フィル等のオーケストラはもちろん、テアトロ・フェニーチェ、ウィーン国立歌劇場等でのオペラ指揮を中心に世界中で活躍。2001年東京フィルハーモニー交響楽団のスペシャル・アーティスティック・アドヴァイザーに就任(現・桂冠名誉指揮者)。2006年ソウル・フィルハーモニー管弦楽団音楽監督就任。アジアの若い演奏家への支援やアジアの平和を願う活動など、多岐にわたり活躍している。 |
◇ ソウル・フィルハーモニー管弦楽団 Seoul Philharmonic Orchestra
|
1945年創立。韓国最古のオーケストラ。2006年にチョン・ミョンフンが音楽監督就任。 外ツアーを積極的に行い、アジアでも有数のオーケストラとなった。近年は、ヨーロッパツアーを成功させ、さらにはアジアのオーケストラとして初めてドイツ・グラモフォンと5年間の長期的録音契約も締結した。 |
◇ 東京フィルハーモニー交響楽団 Tokyo Philharmonic Orchestra
|
1911年創立。日本最古のオーケストラ。桂冠名誉指揮者はチョン・ミョンフン。海外公演も積極的に行い、2014年3月にはアジア・欧米6か国を巡るワールド・ツアーを行い海外80社以上にメディアに取り上げられる等注目を集めた。 |
主催 |
共催 |
特別協賛 |
||||
協賛 |
||||
![]() |
||||
![]() |
||||
オフィシャル・サプライヤー |
|||
後援 | ||
協力 |